広坂正美選手のスティックさばき

電動ラジコンカーといえば広坂正美選手だと思うのですが、その広坂正美選手のスティックさばき(残念ながら本気の操作とはいえないと思いますが)を見られる動画を見つけました。

広坂正美選手のドリフト解説ビデオ(40MB YOKOMO Ltd. Japan内)

あのスティックさばきで解説されて、どのくらいの人が参考になるのか疑問ではあります。

本当はコースを本気で走っているときのを見てみたいのですが見つかりませんでした。昔なにかで見たことありますが、このドリフト解説ビデオをはるかに凌駕するすごいスティックさばきでした。
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KYOSHO表参道のサーキットをちょっと解説

やっとKYOSHO表参道に行ってみました。

表参道ヒルズ自体は結構混んでるものの地下3階のKYOSHO表参道はたいして混んでません。
コースが入口から見てL字に折れ曲がっている場所に設置してあるため最初は見えず「あれっ」と思いましたが奥に入ってみるとコースがあり、お父さんとお子さんが二人羽織状態で遊んでいました。

ちなみにバーカウンターは「とりあえずある」というレベルのもので実際には「のんびり飲みながら遊んでみる」という方はほとんどいないんじゃないかと思います。

4台の同時走行が可能で、10分後の次回の予約がおひとり(持ち込みの方)しか入っていませんでしたのでレンタルで走らせてみました。料金は15分でレンタル500円、持込なら300円です。

レンタルのマシンはMINI-Zでシャシはよくわからないのですが、ボディでいうとスカイラインのR32・R34、フェラーリ(テスタロッサ(?))、PTクルーザー、ロータス・ヨーロッパ(色だけサーキットの狼風)があり、私はロータス・ヨーロッパを使ってみました。

ちなみにいわゆるプロポはすべてガングリップ式です。
ミニッツレーサー MR-02 フェラーリ 575M マラネロ (レッド)
ミニッツレーサー MR-02 フェラーリ 575M マラネロ (レッド)

コースレイアウトは京商サイトのサーキット情報に載っていますが私が走らせたときは画面下側のシケインは無く左端からずっとストレートになっていました。走行方向は左(逆時計回り)です。路面はパンチカーペットでグリップが良いためスピンはしないと思います。

ラジコン走らせるなんてずいぶん久しぶりなので最初は自分に向かってくるときの左右の感覚がおかしくて逆にハンドルを切ってしまったりしました。でも15分はちょうどいい長さの時間で感覚をつかんでからも十分遊ぶ時間がありました。

KYOSHO表参道のサイトのFlashで実際のコースのほぼ全体を見ることが出来ますがあれで見るよりもストレート後のコーナーのバンクがものすごく強く、他のコーナーとは別の感覚で操縦する必要があります。他のコーナーと同じ感覚で曲がってしまうとバンクの一番深いところに頭を突っ込んでしまい出るのに時間がかかってしまいます。(バックはグリップを前に2回押します。)

バンクは私のような初心者としては大外を通って多少コーナーの頂点を通り過ぎてから一気に下るやりかたが確実だと思います。またバッテリーがたれはじめてからはストレート前のコーナーからバンクを通り過ぎるまでずっとインベタで走ることも出来ました。

なお、ストレートの前というかサーキット情報の図の左側にあるS字コーナーはかなり広いため短いストレートのように走れます。

なにはともあれ大変楽しかったです。また我々と一緒に走ってくださった持ち込みでいらしてた方いっぱいぶつけてごめんなさい。一緒に走っていただいて楽しかったです。ありがとうございました。
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伝統の名前の復活

車の世界での「伝統の名称復活」というのはわくわくします。

Nifty F1: ホンダ、来季は伝統のマシン名『RA』復活へ
来シーズン、38年ぶりにオール・ホンダとなる『ホンダ・レーシングF1チーム』では、そのシャシー名に伝統の『RA』を復活させることがわかった。

市販車ですが伝統の名称の復活というと

といったあたりがすぐ浮かんできます。どれも気合が入っていました。

2006年のホンダに期待したいと思います。(純ワークスのほうのみですが)
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F1 2008年以降のレギュレーション案

フランスGPは無事開催されて良かったなと思っていたら

Nifty F1: FIA、2008年以降のレギュレーション案提示

という記事が掲載されていました。

気になったのでFIAでざっと原文をあたってみました。

Niftyの記事へのトラックバックを見るとコスト削減がテクノロジーの発展を妨げることになるというような点で憤っている方が多いようですし、私も残念とは思いますが、しょうがないのかなとも思います。

コスト削減、スピード低下ということを除いて、以下の点に興味を持ちました。
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ロータリーエンジン

F1の話を続けたのでついでに車に関連した話題です。

連邦ヤッシ氏の3次元ロータリーエンジンが紹介されていました。

ツインローターです。ロータリーエンジンが何か分からない方でも一般的な自動車用エンジンである4サイクル直列エンジン4サイクル V型6気筒エンジンとくらべると全く構造が違うことはすぐわかると思います。

Realtime Computer GraphicsからはLinux版もダウンロードできます。
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ミシュランタイヤに関するエントリーのまとめ

ここまで7つのエントリーでF1のミシュランタイヤ騒動のことを書いてきました。

私の結論は「ミシュラン側がシケインを設けない上での選択肢を拒否したことがアメリカGPを台無しにした」をというものです。

でも、もうひとつ疑問がありました。ミシュランとミシュランユーザーのどちらが主導権を握っていたかです。

佐藤琢磨選手応援ブログ 【琢磨F1.net】:F1コラム:F1はどこから来てどこに向かうのか?とか【新グランプリ設立か】F1とGPWCの動き---総括 | Response.を読んで考えてみると、ミシュランのタイヤ供給ミスに乗じて、ミシュランユーザーの中心的存在であるGPWCメンバーがFIA&フェラーリに示威行動を起こしたとも思えます。

ミシュランのプレスリリース(日本ミシュランタイヤサイトのプレスリリースとかミシュランからの合同声明 Nifty F1)が「安全性」という錦の御旗をぶんぶん振り回しているようなものだったので、反射的にミシュランに悪印象を持ってしまいましたが、ミシュランも利用された立場なのかもしれません。
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Panasonic 尾張正博氏のGP Diaryを読んで

atさんのコメントで紹介されていたレポートを読んでみました。
尾張正博のGP Diary|f1.panasonic.com

このタイヤを装着してオーバルは1周たりとも走らせたくはなかった。またオーバル部分だけ速度を落とせばいいじゃないかという意見があるかもしれないが、ミシュラン側から具体的に何km/hまで落とせば安全が保証されるかが明確になっていない以上、オーバル部分だけスロー走行してレースを行うこともできなかった。

とありますが、速度を下げて走るんじゃだめで、シケインを追加したら大丈夫という理由がよく分かりませんでした。自主的にシケインがあるときくらいのスピードで走ればいいじゃないかと思います。
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6月20日付のFIAプレスリリース

書簡をまとめているうちに新しいプレスリリースが出てきました。

2005 United States GP

以下、抜粋です。

We understood and among other suggestions offered to help them by monitoring speeds and penalising any excess.
However, the Michelin teams refused to agree unless the Bridgestone runners were slowed by the same amount.
They suggested a chicane.


FIAはミシュランユーザーに13コーナーに速度制限を設け、それを監視するという案も提示していたようです。でもミシュランユーザーはブリヂストンユーザーも同じように遅くなるようにシケインの設置を主張したということのようです。
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ミシュランからFIAへの書簡 その2

再度ミシュランからFIAへの書簡です。

As explained in our earlier letter, your teams have a choice of running more slowly in Turn 12/13, running a tyre not used in qualifying (which would attract a penalty) or repeatedly changing a tyre (subject to valid safety reasons).

It is for them to decide. We have nothing to add.


ミシュランユーザーは以下の3つの選択肢があるということですね。


  1. 12及び13コーナーをゆっくり走る

  2. ペナルティ覚悟で予選用タイヤと違うタイヤを使う

  3. タイヤに不具合が出た都度、同じスペックのタイヤと交換する



かつ、選択はチームに委ねられていると。

で、結局この中になかった全ミシュランユーザー0周リタイヤという最悪の結果になってしまっています。
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FIAからミシュランへの書簡

今度はFIAからミシュランへの返事です。

CORRESPONDENCE BETWEEN REPRESENTATIVES OF MICHELIN IN INDIANAPOLIS AND THE FIA FORMULA ONE RACE DIRECTORの下の部分です。

We are very surprised that this difficulty has arisen. As you know, each team is allowed to bring two different types of tyre to an event so as to ensure that a back-up (usually of lower performance) is available should problems occur. It is hard to understand why you have not supplied your teams with such a tyre given your years of experience at Indianapolis.

ミシュランに対してあきれはててびっくりと言っているようです。
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ミシュランからFIAへの書簡

FIAのサイトのPress ReleaseでミシュランとFIAの間の書簡が公開されていました。こんな書簡を載せるなんてFIAは相当怒っているんじゃないでしょうか。

CORRESPONDENCE BETWEEN REPRESENTATIVES OF MICHELIN IN INDIANAPOLIS AND THE FIA FORMULA ONE RACE DIRECTORの上の部分です。

以下で引用しながら感想を。
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ミシュランからの合同声明への疑問

20台中14台が0周リタイアという異例の事態となった2005年F1アメリカGPですが、ミシュランからの合同声明を読んでみました。

Nifty F1: ミシュランからの合同声明

これを読んでよく分からなかったのが、急遽空輸したタイヤも危険だったのかどうかです。


ニュースサイトでも、ニュータイヤなら走れるというもの、それでも危険という記事の両方があります。

空輸したニュータイヤなら走れるという前提の記事
Yahoo! Formula 1 ニュース F1-Live.com

空輸したニュータイヤでも危険だという記事
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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2005F1アメリカGP

2005F1アメリカGPはミシュランのタイヤで大変なことになってしまいました。

レースは正式に成立していることになっているようです。参加チームには出走義務があって出走しなければ多額の罰金を支払う必要があるはずです。ミシュランユーザーがフォーメーションラップだけ走ったのは、「出走したがリタイヤ」という扱いになるようにしたということだと思います。

それにしてもサーキットまで足を運んだ観客の方たちはかわいそうです。
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