Windows XP Professionalではtelnet serviceが標準で装備されていますし、 インターネット インフォメーション サービス(IIS) が用意されていますので、 これを使ってWEBサーバ、SMTPサーバ、FTPサーバも構築することができます。 しかし、LinuxやUNIX系のOSで用いられる以下のようなサーバプログラムのWindows移植版や、 参考に掲げた他のサーバプログラムを利用することも考えられます。
WEBサーバです。私がWindows上で稼働させる目的はcgiを用いたページをテストしたり、
PHPとMySQLを用いたデータベースを稼働させるテストしたりすることです。
現在、1.3系と2.0系のふたつがあるのですが、私は特に理由もありませんがApache2.0系を使っています。
SSLなし版のインストールは至って簡単です。
ファイルはJapan Apache Users Groupの
サイトからたどってダウンロードします。
Win32のバイナリの.msiと拡張子の付いたファイルはインストーラ付きですので簡単にインストールできます。
インストール方法等はパソコンおやじ氏の
解説に簡単にまとまってます。
SSLあり版のインストール方法等もパソコンおやじ氏が 解説をまとめています。 一つにパッケージされたファイルはオフィシャルサイトにはないのですが、 http://hunter.campbus.com/からダウンロードできます。
紹介した解説のページにはActive Perlのインストールの解説もありますので、
このページを参考にしてcgiの動作確認もできます。
LINUXではMTAとしてsendmail、qmail、postfixが、POP3サーバとしてqpopper、 リモートサーバーから電子メールを取得するためfetchmailといったあたりがメジャーではないかと思います。 しかし、これらはWindowsネイティブには移植されていないようですので、これら以外でメールサーバを探すことになります。
XMail(Davide Libenzi氏作)はsendmail、qpopper、fetchmail をあわせたような機能を持つ オールインワンメールサーバとして開発されており、FreeBSD/Linux/OpenBSD/Solaris用とWindows NT/2000/XP/2003用が用意されています。
オープンソースとして開発されており作者のサイトから バイナリ、ソースがダウンロードできます。 xmailserver.jp(氏?)により日本語の解説のページも作られています。
またXMail の管理をWEBベースで行うための Perl スクリプト集である XMailCFG(cop氏作)が公開されています。 これによりXMail の主要設定や日常のメンテナンスをWEBブラウザから行うことができます。
Mercury/32は、 David Harris氏によるWidows用のオールインワンメールソフトであり、 SMTP/POP3に加えてIMAP4のサーバ機能が装備されています。
作者のサイトからダウンロードできます。
またパソコンおやじ氏が メールサーバの構築(MercuryMail編)で解説されています。
Internet Systems Consortium, Inc.のサイトから Windows(NT系)用のバイナリをダウンロードできます。
鷹の巣氏の「鷹の巣」の自宅サーバーで 解説及び参考サイトへのリンクが示されています。 BIND 8系から、設定ファイルがUNIX系と同じになったということでUNIX系用の解説がそのまま参考になるということです。
freeSSHd は無料で利用できるWindows用のSSHサーバです。MOONGIFTに 紹介・ レビューが掲載されています。
Cygwinを使ってもOpenSSHを導入することができますが、 OpenSSH for Windowsを使えば Cygwinについて最小限のインストールで済みます。
Windows上で動作するFTPサーバプログラムで比較的情報が豊富にあると思われるのが以下の2つです。
War FTP DaemonはJarle氏による Windows用FTPサーバプログラムであり、 Jgaa's InternetのDownloadのページから入手できます。
パソコンおやじ氏が FTPサーバの構築(WarFTPd:NT系編)で 動的IPサービス環境におけるNATルータ越えの PASV サービスも含めて設定方法等をまとめています。
Tiny FTP Daemonは野村久之氏による Windows用FTPサーバプログラムであり、Vectorからダウンロードできます。
Terra氏のPerl Script Language TryTheHomepageの中の FTPサーバー(TinyFTPDaemon)のページに図入りでインストールが説明されています。
Services for UNIX 3.5を使うことになると思われます。
あの西川和久氏がPC Watchの 西川和久の不定期コラム Blogサーバーの引越し(中?)で WindowsXPをBlog用のサーバにする方法についての記事を書かれていて、5パターンを検討なさっています。
XAMPP for Windowsは apachefriends.orgによるサーバパッケージで 主にApache、MySQL、PHP及びPerlを使ったサーバを簡単に構築することを目的としています。 Windowsの他にLinux、Solaris SPARC、MacOSX向けのパッケージが公開されています。
KJ氏のphpspotのXAMPPのページ(トップページ>PHP入門&Tips>XAMPP)や、 XAMPP - Ceekz Logsで解説されています。
他にも以下のようなパッケージがあります。
データベースのページに移動しました。(2005年2月20日)