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ダ・ヴィンチ・コード読みました

文庫になったし、映画も原作を読んでないとわかりにくいようなのでダ・ヴィンチ・コードを読んでみました。
ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダ・ヴィンチ・コード(上)

内容については多少はなんとなく耳に入っていたので思ったとおりという感じでした。感想を箇条書きすると以下のとおり。


  • 簡単に読める

    ベストセラーになるには読みやすいことが必須なんだなあと再認識しました。


  • ムーみたいな内容

    なんかムーのムックでも読んでるような気がしてきます。バチカンとかの人たちが目くじら立てる意味がわかりません。マリリン・マンソンの音楽やハリー・ポッターでもそうですが宗教的保守派の人たちが文句を言うと広告することにしかならないと思うのですが。


  • 「驚愕の事実」とされているものが心底どうでもいい

    私にとってはダ・ヴィンチ・コードの内容がすべて真実だとしても「へぇ、そうなんだ。」というくらいのものです。


  • 聖杯伝説にまつわる伝説の方が気になる

    解説にある1885年のソーニエール司祭がどうやって莫大な財産を手に入れたかの方が気になります。


  • 人物の設定が変

    一番気になったのはヒロインのソフィー・ヌブーの宗教一般に対する知識が少な過ぎることです。登場人物同士の会話を使って読者に解説する必要があるので無知な登場人物が必要であるのは確かですが、ソフィー・ヌブーは結構な知識階層に属するはずなのに変です。



キリスト教に関係するお話としては諸星大二郎の妖怪ハンター地の巻の「生命の木」のほうがよっぽど面白いと思います。
妖怪ハンター 地の巻
妖怪ハンター 地の巻

キリスト教とは関係ありませんが地の巻の中の「闇の客人」も好きです。

そういえば、生命の木を映画化した「奇談」をまだ見ていませんでした。近いうちに見ようと思います。
奇談 プレミアム・エディション
奇談 プレミアム・エディション
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