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2005F1アメリカGP

2005F1アメリカGPはミシュランのタイヤで大変なことになってしまいました。

レースは正式に成立していることになっているようです。参加チームには出走義務があって出走しなければ多額の罰金を支払う必要があるはずです。ミシュランユーザーがフォーメーションラップだけ走ったのは、「出走したがリタイヤ」という扱いになるようにしたということだと思います。

それにしてもサーキットまで足を運んだ観客の方たちはかわいそうです。
やっぱり、タイヤ交換禁止はやめた方がいいと思います。

1994年サンマリノGPのラッツェンバーガー、セナの死亡事故からF1が安全性を重視するようになったのに、タイヤ交換禁止はスピード抑制による安全面へのプラスの効果をタイヤが劣化したときの危険性によるマイナスの効果が完全に上回っていると思います。

タイヤ交換禁止より、給油禁止の方が良いと思います。タイヤバーストとガス欠を比べればどちらの方が危険が少ないかは明らかです。予選と決勝で同一スペックのタイヤを使うということならば戦術の多様性は保たれると思います。

シューマッハとバリチェロの間の亀裂も決定的ですね。このグランプリは3位に入賞した新人モンテイロとジョーダンクルーのうれしそうな表情だけが救いでした。解説の脇坂選手も言っていましたが時間がたてば2005年アメリカGP3位モンテイロという記録だけが残ります。3位表彰台獲得は紛れもない事実です。
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Comments

僕も、タイヤ交換解禁、給油禁止の支持者です。とはいえ、給油の危険性もさることながら、無給油の危険性もあります。スタート直後の燃料満載時は、操縦性も悪く、クラッシュしたときの危険性が指摘されていました。フェラーリのベルガーが炎に包まれたのは有名なアクシデントです。ま、給油装置の会社が誰かさんの息のかかった会社だからってのがほんとのところなのかもしれませんが。
pablo | 2005/06/20 10:59 PM
コメントありがとうございます。
ベルガーの事故はレース序盤でしたか。確かに燃料満載の危険性というのもあるんですね。
Qwerty | 2005/06/20 11:05 PM

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