ミシュランタイヤ騒動

Panasonic 尾張正博氏のGP Diaryを読んで

atさんのコメントで紹介されていたレポートを読んでみました。

尾張正博のGP Diary|f1.panasonic.com

このタイヤを装着してオーバルは1周たりとも走らせたくはなかった。またオーバル部分だけ速度を落とせばいいじゃないかという意見があるかもしれないが、ミシュラン側から具体的に何km/hまで落とせば安全が保証されるかが明確になっていない以上、オーバル部分だけスロー走行してレースを行うこともできなかった。

とありますが、速度を下げて走るんじゃだめで、シケインを追加したら大丈夫という理由がよく分かりませんでした。自主的にシケインがあるときくらいのスピードで走ればいいじゃないかと思います。

レポートの言い方だとシケイン追加でオーバル部分を走らなくて済むようにも読めてしまいます。でも逃げ場のないオーバル部分に追加する以上、シケインを追加することは速度を落としてオーバル部分を走ることに他なりません。

F1ファンのページのアメリカGPコースで13コーナーを確認しましたが、最終コーナーで間違いないですね(一つ前じゃないことを確認しました)。

ビデオで最終コーナーを見てもどこにも逃げ場は見つけられません。それにシケインを作ったら作ったでブレーキングでタイヤに負担がかかると思います。

13コーナーをゆっくり走るようにしたらミシュランユーザーは12コーナーから1コーナーの間、ジョーダンやミナルディにも簡単に抜かされるくらいのスピードになるでしょう。

すると、2005 FORMULA ONE SPORTING REGULATIONS 159の

Cars having covered less than 90% of the number of laps covered by the winner (rounded down to the nearest whole number of laps), will not be classified.

を考えると最後まで走っていても、完走扱いにならない可能性が高かったと思います。このあたりも考えていたような気がします。

2005/06/21

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